アロマセラピーについて


アロマとは日本語で「芳香」セラピーとは「療法」と訳されます。

アロマセラピーとは植物の芳香成分を用いてする自然療法です。

 

植物の香りの成分にはたくさんの薬効成分が含まれており、香りを嗅いだり身体に取り入れる事で心と身体を癒したり、自然治癒力を高めたりします。

 

 

精油の基本知識

精油にはたくさんの豊富な種類があり、産地によっては香りや効能が少しですが変わる事があります。ワインと同じですね。

 

精油の抽出方法には、水蒸気蒸留法、圧搾法、冷浸法、有機溶剤法などがあります。精油によっては抽出方法により香りが変わります。例えば一滴を絞り出すのに場合によっては200本の花を必要とするローズですが、ローズにはアプソリュートと記載され希少価値のある精油とオットーと記載され少しだけ割安な精油があります。同じローズですが香りが違います。機会があれば2つの香りを比べみて下さいね。


香りの違いとしてあげられるのは、メディカルアロマとして生産地により区別されている精油があります。生産地により成分が多少変わるので同じ植物であっても香りが全く違う事もあります。

精油の選び方


100%精油と記載されていても他の安価の精油を混ぜていたり、ひどい所になると合成に作られた香りを足している業者もいるようです。根拠は。。。ヨーロッパのある国の特定精油の生産量と輸出量の統計をが輸出の方が多いという矛盾が見つかってます。どこでどう増えているのか。。。考えてみればわかりますよね。また、たとえ100%であっても、工業用に仕入れている精油は品質確認をしていないところが多く、天然の精油が疑わしいと感じます。

合成物質が混ざっている精油は正しい効果はもちろんの事身体に悪影響を与える心配もあります。以上の事をふまえてなるべく信頼のある精油会社を選ぶ事をお勧めします


アロマセラピーの歴史

古代より人々は周りにある植物の効能を理解し使っていた事がわかってます。エジプトではミイラ作りに"ミルラ"やシ"ダーウッド"に浸した包帯が使われていました。感染症予防で有名な"ティツリー"は昔よりオーストラリアの先住民が感染予防やお薬として使ってます。

日本でもゆず湯や生姜湯は昔から親しまれている習慣ですよね?これがまさしくアロマテラピーの原点です。文明の進化により自然の力を利用するという習慣は徐々に薄れて来ています。そして、それと同時に心の病等さまざまな現代病が増えて来てしまってます。今現在アロマテラピーは自然の力を借り手自然治癒力を取り戻そうと注目を浴びています。

 

香りの作用

精油の香りを吸い込んで鼻腔を通し脳に刺激を与える事で、心と身体のバランスに働きかけます。またオイルトリートメントなどで直接肌から血液とリンパ液と共に身体中を巡って吸収され、体に働きかけます。

最後に。。

山奥に引っ越しでもしない限り、現代の生活に自然の力を取り入れるのはなかなか大変ですよね。しかし、少しの知識でもあればその自然の力が都会でもとても身近な物にもなります。その助けをするのが私たちアロマテラピーのお仕事だと思って活動してます。そして、自然の恵の力で豊かな人生を送る事が出来るようお手伝い出来ればと思っております。